モラルのない歯医者さん

親の遺伝なのか子供の頃から歯性が悪く、もうこの東京でも根管治療 できるといってでも毎日まめに歯磨きしていても毎年の歯科検診で引っ掛かっていた私。マスクにメガネと歯医者さんの顔がわかりにくかったこともあり、子供の頃の私にとって歯医者さんは恐怖でしかなかった。なので、東京で評判の歯医者をおすすめするとこんなになって大人になってからも歯医者さんに行くのは、決まって痛みなどの症状が出てから。鎮痛剤などで痛みを紛らわせてもどうにもならないと感じてから行くことがほとんどだった。それくらい、歯医者さん嫌いの人間が歯医者に通うのはハードルが高い。予約の電話をするたけでドキドキ。受診当日は、朝から落ち着かず、理由をつけてキャンセルしてしまおうかとまで考えるくらいだ。それくらい頑張って、芦屋の話題のセラミックの事ならすべてがここからもどうにか歯医者さんにたどり着いた私に、地元で人気の歯医者さんはこう言った。ここもここも悪い、どうしてここまで放っておいたのだ?と。待合室でも知人に遭遇することの多い地元の歯医者さんで、個室になっていない治療台に座ったまま大きな声で問われる。歯医者さんが苦手だからというのはある。ただ、一度の通院では終わらないことの多い歯科の特性だったり、東京のそんな根管治療では専門の歯科医がどうも一回あたりは少額でも回数を重ねると結構な出費になるという経済的な事情もある。それを、知人がいるかもしれない場で説明しろという歯医者さんのモラルのなさに、私の歯医者さん嫌いはますます加速してしまった。来ないではなく、きっと大正区から歯医者でおこなっていくとしても何かしらの事情で来られなかった人もいるのだと、歯医者さんにはわかってほしい。