私の矯正失敗談!歯が内向きになった日
ずっとコンプレックスだった出っ歯を治したくて、勇気を出して歯列矯正を始めました。抜歯もして、これから綺麗な歯並びになるんだとワクワクしていたのですが、治療が進むにつれて、なんだか口元が引っ込みすぎているような気がしてきたんです。特に上の前歯が、思っていたよりも内側に傾いているように見えて。友達からも「なんか口元、寂しくなった?」なんて言われてしまい、ショックでした。最初は気のせいかな、治療途中だからかな、と思っていたのですが、鏡を見るたびに違和感は増すばかり。担当の先生に相談しても、「順調ですよ」「もう少し様子を見ましょう」と言われるだけで、なかなか不安が解消されませんでした。そして、ついにブラケットが外れる日が来たのですが、結果はやはり私の理想とはかけ離れたものでした。歯並び自体は確かに綺麗になったのかもしれません。でも、前歯が内側に倒れ込んでいるせいで、笑顔が不自然に見え、口元が貧弱な印象になってしまったのです。せっかく高いお金と長い時間をかけたのに、こんな結果になるなんて。正直、後悔の念でいっぱいでした。その後、別の矯正歯科でセカンドオピニオンを求め、再治療の相談もしましたが、時間も費用もさらにかかることを考えると、なかなか踏み出せずにいます。この経験から学んだのは、治療前に自分の希望をしっかりと伝え、シミュレーションなどで仕上がりイメージを共有すること、そして治療途中で疑問を感じたら、遠慮せずに納得いくまで先生と話し合うことの大切さです。これから矯正を始める方には、私のような思いをしてほしくないと心から思います。