矯正中の激痛!私の知覚過敏サバイバル
念願の歯列矯正を始めて数ヶ月、調整日の数日後から冷たい水が歯に触れるたびにズキンと電気が走るような痛みに襲われるようになりました。これが噂に聞く知覚過敏か、と最初は軽く考えていたのですが、日を追うごとに症状は悪化。大好きなアイスクリームはもちろん、常温の水ですらしみるようになり、食事の時間が苦痛で仕方ありませんでした。歯磨きもブラシが触れるだけで痛むので、思うように清掃できず、それがまた症状を悪化させる悪循環に。精神的にもかなり参ってしまい、矯正をやめてしまいたいと何度も思いました。藁にもすがる思いで担当の矯正歯科医に相談すると、まずは知覚過敏用の歯磨き粉を勧められ、歯磨きの方法も丁寧に指導してくれました。また、特にしみる部分には専用のコーティング剤を塗布してもらう処置も受けました。先生からは「歯が動いている証拠でもあるから、もう少し頑張ってみましょう」と励まされ、少し気持ちが楽になったのを覚えています。自宅では、とにかく刺激物を避け、食事もぬるま湯で口をゆすぎながらゆっくりと摂るように心がけました。歯磨きは、柔らかめの歯ブラシで本当に優しく、時間をかけて行いました。すると、数週間経った頃から、少しずつ痛みが和らいできたのです。完全に痛みがなくなるまでにはさらに時間がかかりましたが、あの激痛を乗り越えられたのは、先生の適切なアドバイスと、自分なりに工夫したケアのおかげだと思っています。今では矯正治療も終盤に差し掛かり、綺麗な歯並びを手に入れられる日を心待ちにしています。